みなさんはこんな風に感じたことはありませんか?
家の中のモノが多すぎて、どこに何があるのかわからない!
どうすればモノが減らせるの!?
実はわたしも以前はモノが多くて収集がつかない状態でしたが、
ミニマリズムの考え方を知り、自分のモノとの向き合い方を試行錯誤していくなかで、
徐々にモノを減らすことができました。
実際に、モノが減るメリットには次のようなものがあります。
・見た目がスッキリする
・モノを探したり、選んだりする時間が減る
・ムダな買い物が減る
・モノを保管するための収納用品、スペースが不要になる
そこで、今回の記事では実際に私が取り組んできた経験も踏まえて
物を減らす方法を「買い物編」、「収納編」に分けて解説していきたいと思います。
今回の記事が、モノを減らすきっかけとして参考になれば幸いです。
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モノを減らす方法~買い物編~
兼用できるモノを選ぶ
自宅で兼用できるアイテムがあれば、どちらか一つを残して、もう片方は捨ててしまうのもアリです。
私も以前はデザート用、おかず用、子供用といったように用途別でスプーンやフォークを持っていたのですが、数が多くて子供が選ぶ際に手間取っていました。
そこで、どんな用途にも使えるサイズのモノだけを残して使うようにしたら、選ぶ手間もかからず、使うことにも問題はありませんでした。
そのほかにも客用の食器やコップを用意していましたが、最初からお客さんが来ても出せるような食器を持っておけばもんだいはありません。
一度、「これって本当に必要かな?」と疑ってみると意外といらないモノかもしれませんよ。
買うモノを定番化する
お店に買い物に行くと、たくさんの種類や新商品があって目移りしますよね。
ついついまだ家にあるのに、新商品を買ってしまった経験があるのではないでしょうか?
こういった余計な買い物をしないためには、定番品を決めておくのがオススメです。
私の場合、食器用洗剤、洗濯洗剤、掃除道具といった日用品、下着、肌着、靴下といった衣服、さらに食料品を買う店もいつも同じところにしています。
このように定番品を決めておくと、買い物のときにほかの商品に目移りせず、また買い物時間も減らすことができます。
買ったモノは使い切る
使い切る前に次の新しいモノを買ってしまった経験ってありませんか?
これが不思議で、新しいモノが家に入ってくると、それまで使っていたモノは高確率で使わないまま残ってしまいます。
化粧品や調味料など新商品が出やすいモノほど注意して、
使い切ったら次を買う、もしくは新しいのを開封する工夫をしてみてください。
買う前にレンタルを考える
次のようなモノは買う前にレンタルがオススメです。
- 客用布団
- 旅行用キャリーカート、かばん
- 冠婚葬祭用のスーツやドレス
使用頻度が年に1回あるかないかの商品や、その時限りしか使わないモノはレンタルしてしまった方が便利です。
購入すると、めったに使わないモノを保管するハメになりますし、捨てるのもひと手間かかります。
その点、レンタルであればキレイな状態のモノを必要な期間だけ利用できますし、その時に応じた商品を選ぶことができる点で便利です。
使用頻度が少ないモノは買う前にレンタルできないか一度調べてみるとよいですね。
モノを減らす方法~収納編~
定位置を決める
モノを置く位置はしっかり決めた方がいいです。
理由は「在庫がよくわかる」からです。
ティッシュがそろそろ無くなりそうと思って買ったら、実はまだ大量に家のあちこちから出てきたといったことってありませんか?
所在が定まっていないと、「家にあといくらあるのか?」がわからなくなって、ムダ買いしちゃいます。
きっちり一つ一つではなくても、同グループでゾーン分けしておくだけでも、家にあるモノの把握はグッとしやすくなります。
私の場合も、「調味料コーナー」「洗剤コーナー」「タオルコーナー」といった具合にゾーンで分けていて、どれが足りなくなっているかが一目でわかるように住まい分けをしています。
試供品を溜め込まない
こんなモノが家に眠っていないですか?
- 化粧品の試供品
- 洗剤についていたおまけ
- ホテルのアメニティ
我が家でも、奥様が化粧品の試供品を溜め込んでいるのですが、普段から使っているのはいつも買っているモノだけです。
試供品はもらったらなるべく早く試す方が良いです。
もらってすぐはどんな違いがあるのか、使い勝手がどうなのかといった試しとして本来の役割をしてくれるのですが、
溜め込んだ試供品は何がよかったのかも忘れてしまって、結局眠ったままになってしまいます。
試供品を使うくらいなら、自分が選んだモノを自信もって使い切ってあげましょう。
収納用品を持たない
モノが増える原因として、モノの数よりそもそも収納用品が多い場合もあります。
人間とは不思議なもので、すき間が空いている空間をついついモノで埋めたくなってしまいます。
必要以上に収納用品を持っていると、どんどんスペースを埋めるようにモノが増えていってしまいます。
置く場所が足りないからといって、先に収納用品を買ってしまうと悪循環にハマってしまうかもしれません。
収納に収まらないときは、モノが多いサインがでていると思って、まずはモノの数を減らすことから始めてみましょう。
不要なものはすぐに捨てる
ダイレクトメールや広告、チラシといった不要なモノはすぐに捨てるようにしましょう。
後から捨てると思って、そこらへんにポイっとやってしまうと、あとから捨てるのがめんどくさくなってしまいます。
手にしたときにその場で「いる・いらない」をジャッジして、捨てるのがベストです。
1年以上使わない物は手放す
1年も出番がこなかった物は、今後も出番が回ってくることはほぼありません。
出番が回ってこなかったということは、押し入れの奥底でじーっと寝ていたので、確実に1年分状態が劣化しています。
それでもまだ残しておきたいと思えるモノは別として、基本的に1年もタンスの肥やしになっていたものは捨てて問題はありません。
一度手放して、レンタルを検討してみてもよい物かもしれません。