ミニマリストってどういう人のこと?
ミニマリストについてのオススメの本って何がある?
ミニマリストと聞くとケチというイメージを持つ方もおられるかもしれませんが、
ミニマリストは「minimal (必要最小限)」+「ist (〇〇な人、主義者)」を組み合わせた言葉で、以下のような人を指します。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。
コトバンクより
私自身も最初は、
「ミニマリストって部屋のなか空っぽでその日暮らしみたいな人なのかな~」
なんて漠然と思っていました。
ですが、今回紹介する本を通じてミニマリストの考え方、生き方を知り、今ではすっかり憧れ実践するようになりました。
以前までは以下のような感じで、元々はどちらかというとモノが多い方なのかなと思います。
- 服は衣装ケース4つ分
- コートなどの上着が10着以上
- 様々な用途の靴10足程度
- 衣装ケースに放り込まれたよくわからない飾り物や雑貨
- 大量のマンガやゲーム、CD
ですが、今の大まかな手持ちアイテムはこんな感じになっています。↓
- 引き出し一つに収まる服
- 鞄はリュックとショルダーバッグ1つずつ
- 靴はスニーカー、革靴、長靴、サンダルが1足ずつ
- 漫画はワンピース、ハンターハンターのみ
今回紹介する本がミニマリストの考え方をしる参考になってくれると嬉しいです。
新「捨てる!」技術/辰巳渚
近藤麻理恵さんが参考にしたという本書。
ミニマリストという生き方が世にでる前からモノとの向き合い方を考え、手放すことを説いていました。
残念ながら、著書は2018年に交通事故で亡くなっているそうですが、エッセンスは今も本書を通じて受け継がれています。
モノを手放すことに関しては本書がオススメです。
人生がときめく片づけの魔法/近藤麻理恵
あっという間に世界に影響を与える一人となった世界のこんまりこと近藤麻理恵さんの著書です。
私自身もこの本を読んでから、自分のモノとの向き合い方や手放し方、片づけ方について学ぶことができました。
本書のやり方はリバウンドしないといったことも売り文句にしていますが、私自身もこんまりメソッドを実践してからはモノがあふれるようなことはありません。
人生を変える断捨離/やましたひでこ
【断捨離】は流行語大賞にノミネートされるほど、日常的に使われる言葉になりましたが、もともと断捨離という言葉は著者のやましたひでこさんが作った造語です。
断捨離と聞くと、モノを手放すまでをイメージしますが、モノを手放すことで人生における執着や思考も変え、自分の生き方、価値観が変わることにつながります。
本書を読めば、モノを手放すことが自分にとってどんな素敵な影響を与えてくれるのかを知ることができると思います。
本書は世界15カ国で翻訳されています。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。/佐々木典士
著者の佐々木典士さんは、断捨離を通じて、ミニマリストとして生きるようになりました。
モノを手放すことで自分の身の回りや考え方が変化したことを本書で説明しています。
もともとモノが多いいわゆる汚部屋に住んでいた人とは思えないほど、断捨離によって生活がガラッと変わったのが印象的です。
物量の変化がこれだけ人の思考にも影響を与えるのだなと強く感じた一冊です。
ミニマリストになることでどのような変化が起こるのか興味がある方に特にオススメです。
手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法/しぶ
ミニマリスト界ではもはや神といっていいしぶさんの著書です。
しぶさんと言えば真っ白な部屋にベッドだけがぽつんとある印象が強烈にイメージされるほど、モノの送料が必要最小限にして生活されています。
どうやってここまでモノを減らせたのか、実際どんな風に暮らしているのかといったことを知り、
ここまでできるんだということを学ばせてもらえました。
モノを持たずいかに「手ぶら」で過ごすのか、モノだけでなくお金の管理、食事などについても触れているのでミニマリストを極めるとここまでできるんだと感動してしまいました。
より少ない生き方 ものを手放して豊かになる/ジョシュア・ベッカー
自身のサイト「ミニマリストになる」を運営し、全米で「新ミニマリズム」旋風を巻き起こした著者。
「タイム」誌、「サクセス」誌、「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙、「ボストン・グローブ」紙、「クリスチャニティ・トゥデイ」誌、イギリスの「ガーディアン」紙など、多数のメディアで紹介されています。
日本より大量生産、大量消費の文化があるアメリカにおいて、モノを少なくして生きるというライフスタイルは衝撃的な面があったのだと思います。
ですが、日本に暮らしている私たちにも通じる部分が多く、モノを少なくすることで得られるメリット、ミニマリズムがもたらす自分自身の変化などを解説しています。
デジタル・ミニマリスト 本当に大切なことに集中する/カル・ニューポート
テック界の「こんまり」として話題のコンピューター科学者による、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー & Amazonベストブック。
ここまで紹介してきた本は現物としてのモノとの向き合い方について書かれたものですが、本書はデジタルツールやインターネット、SNSといったデジタルに関するミニマリズムを説いた本になります。
近年急速に発達を遂げてきた情報社会において、流されるがまま多すぎる情報量を受け止めていていいのかと考えさせられました。
デジタルツールは便利な反面、私たちの時間や注意を奪っている一面があるのも事実です。そんな状態から脱出するための「30日間のデジタル片づけ」を提案し、今のライフスタイルに一石を投じています。
本書を読んでからは、スマホとの距離を置き、なるべく現実世界に触れることを意識するようになりました。
ミニマリストの思考法でモノは少なく、生活を豊かにできる
モノはむやみやたらに捨ててしまえば、日々の生活が快適になるわけではありません。
自分の持ち物と向き合うなかで、自分にとって何が大切で、手放してもの大丈夫なものは何かを見極めるチカラが付きます。
ミニマリストの思考法を知ることは、日々の生活をより豊かにするきっかけになると思います。
今回の記事で紹介した本が少しでも参考になればうれしいです。